2025.11.07
屋上やベランダからの雨漏り、放っていませんか?
「少し染みてるだけだから大丈夫」と思っていたら、実は内部の木材や鉄骨が腐食していた…というケースは少なくありません。
横浜のように雨が多く湿度の高い地域では、防水工事は建物の寿命を守るために欠かせない工事です。
この記事では、防水工事の必要性・費用相場・施工の流れ・よくある質問までを分かりやすく解説します。
1. 防水工事とは?なぜ必要なのか
防水工事とは、建物に水が入り込まないようにするための施工です。
屋上・ベランダ・バルコニー・外階段など、雨や湿気が直接当たる場所を中心に行われます。
外壁や屋根は塗装で保護できますが、平らな屋上部分は水が溜まりやすく、塗膜が劣化しやすい構造です。
そのため、防水層が切れたりひび割れたりすると、すぐに雨漏りの原因になります。
放置すると次のようなリスクがあります。
室内への雨漏り
カビ・腐食による健康被害
鉄筋や木材の劣化
断熱性能の低下
つまり、防水工事は「見た目」ではなく、家そのものを長持ちさせるための根本的なメンテナンスなのです。
2. 横浜で防水工事をするタイミング
横浜市内は沿岸部から内陸まで地形が多様で、雨・湿気・潮風によるダメージが特に大きい地域です。
一般的な防水層の耐用年数は10〜15年。それを過ぎると、見えない部分から劣化が進行します。
次のような症状が出ていたら、防水工事のサインです。
屋上やベランダにひび割れや膨れがある
雨の後に水たまりができている
天井や壁にシミが出てきた
コーキング(目地)が劣化している
ベランダの床がベタつく・塗膜が剥がれている
これらを放置すると雨水が浸入し、下地や断熱層が傷む原因になります。
10年を過ぎたら一度プロの点検を受けるのがおすすめです。
3. 防水工事の種類と特徴
防水工事にはいくつかの工法があります。
横浜の住宅やマンションでよく使われる代表的な3種類を紹介します。
(1) ウレタン防水工法(塗膜防水)
液体のウレタン樹脂を塗り重ねて防水層を作る工法。
形状を問わず施工でき、戸建てのベランダ・屋上に最も多く採用されています。
耐用年数:10〜12年
費用の目安:1㎡あたり5,000〜7,000円
メリット:継ぎ目がなく柔軟性がある/補修がしやすい
デメリット:職人の技術によって仕上がりに差が出る
(2) シート防水(塩ビ・ゴムシート)
シート状の防水材を貼り付ける方法。
大型マンションやビルに多く採用されています。
耐用年数:12〜15年
費用の目安:1㎡あたり6,000〜8,000円
メリット:品質が安定し、紫外線に強い
デメリット:複雑な形状の屋上には不向き
(3) FRP防水(ガラス繊維強化プラスチック)
硬くて耐久性の高い防水層を作る工法。
ベランダやバルコニーに多く使われます。
耐用年数:10〜12年
費用の目安:1㎡あたり6,000〜9,000円
メリット:強度が高くメンテナンスしやすい
デメリット:地震時などの揺れに弱く、広い面積には不向き
4. 防水工事の費用相場
建物の形状や面積によって費用は変動しますが、
横浜市内での一般的な施工費用は以下の通りです。
工事箇所 費用目安 工期 使用例
屋上防水(100㎡) 約70〜100万円 5〜7日 ウレタン防水・シート防水
ベランダ防水(10㎡) 約8〜15万円 2〜3日 FRP防水が主流
バルコニー・外階段 約5〜10万円 1〜2日 塗膜防水・トップコート
防水トップコートの再塗装 約3〜5万円 1日 定期メンテナンス用
防水工事の寿命を延ばすコツは、10年ごとにトップコートを塗り替えること。
これだけで防水層の耐用年数を+5年以上延ばせます。
5. 防水工事の流れ
工事の流れを簡単にまとめると次のようになります。
(1) 現地調査・見積もり
まずは劣化状況を確認します。
ひび割れや膨れ、排水溝の詰まりなどを細かくチェック。
横浜市内での現地調査・見積もりは無料対応可能な業者も多いです。
(2) 下地処理
古い防水層を撤去し、表面をきれいに整えます。
この作業を丁寧に行うことで、塗膜の密着度が大きく変わります。
(3) プライマー塗布
防水材を密着させるための下塗り材を塗布します。
(4) 防水材の施工
選んだ工法(ウレタン・シート・FRP)に合わせて施工。
2〜3層に重ね塗りして、厚みのある防水層を形成します。
(5) トップコート仕上げ
紫外線や雨風から防水層を守るためにトップコートを塗ります。
最後に仕上がり確認をして完了です。
6. よくある質問Q&A
Q1:防水工事は雨の時期でもできますか?
→ 基本的には晴天が続く季節(春・秋)がベストです。
ただし、ウレタン防水など一部工法は雨対策をしながら冬季でも施工可能です。
Q2:防水工事ってどのくらい持ちますか?
→ 平均で10〜15年が目安。トップコートを5〜6年ごとに塗り替えるとさらに延命できます。
Q3:雨漏りが起きてからでも間に合いますか?
→ 部分的な補修で済む場合もありますが、放置期間が長いと内部の木材腐食が進行してしまうことも。
早めの点検・対応が大切です。
7. 横浜で防水工事を依頼するなら株式会社松下工業所へ
株式会社松下工業所では、横浜市を中心に防水工事・外壁塗装・屋根リフォームを一貫して施工しています。
下請けを使わない自社職人施工のため、無駄な中間コストを省き、高品質で適正価格を実現。
当社の防水工事の特徴:
屋上・ベランダ・外階段などすべて自社施工
ウレタン・FRP・シート防水など建物に合わせた最適提案
無料点検・見積もり対応
工事後のアフターフォロー・保証制度あり
「雨漏りしている気がする」「ベランダの床が浮いてきた」
そんな症状が出たら、ぜひ早めにご相談ください。
現地調査で状況をしっかり確認し、最小限の費用で最適なプランをご提案します。
8. まとめ|防水工事は家を守る“見えない保険”
外壁や屋根と違って、防水層は普段見えない部分だからこそ劣化に気づきにくいものです。
しかし、ひび割れや膨れを放置すると、家全体の構造を傷める重大なリスクにつながります。
防水工事は、10年に一度の点検・15年に一度のメンテナンスが目安です。
大切な住まいを長持ちさせるために、定期的なチェックを忘れずに行いましょう。
横浜で防水工事・屋上リフォーム・雨漏り修理を検討されている方は、
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株式会社松下工業所
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